介護付有料老人ホーム 実態

寝たきりの祖父が介護付有料老人ホームを利用

私の祖母は数年前にトイレで転んで以来寝たきりの生活を続けています。

 

最初の頃は頭もはっきりしていて、家族のみんなで介護をしていたのですが、やはり自分たちの生活費も稼がなければいけず、いつまでも介護だけを行うというわけにもいかなかったため、デイケアなどを利用して少しでも負担を減らそうと色々と努力をしました。

 

しかし祖母が寝たきり生活を続けていくうち、認知症を発症してしまい、だんだんと介護に対する負担が大きくなっていったのです。このままでは介護疲れで家族が共倒れしていますと感じ、家族会議で祖母を老人ホームに入れるという選択をしました。

 

ケアマネージャーの方にも相談して、最初は特別養護老人ホームに入れることが出来ないかと相談したのですが、予約が数年先も埋まっていると言われ、仕方なく有料老人ホームを探すことにしたのです。

 

幸いにも条件の良い介護付有料老人ホームが見つかり、半年後に入居することが決まったのです。費用に関しては祖母の年金と貯蓄で何とか賄えるとわかった溜め、経済面での心配はクリアできました。

 

最初は祖母も自分が生活してきた実家を離れるのを断固として拒否していたのですが、説得を重ねるうちに応じてくれて、ようやく入居の日を迎えました。祖母が老人ホームに入居してからは、今までの重荷をようやく降ろすことが出来たという安堵感で力が抜けて、やっと普段の日常に戻れると安心したのです。

 

しばらくは祖母のいない生活がさみしく感じられましたが、終末になると家族総出で祖母のいる老人ホームに行き、家にいたころよりも楽しそうな祖母の姿を見ることが出来ました。最初は老人ホームに入れることでストレスが溜まってしまうのかと少し不安でしたが、他の入居者の老人ともうまくやっているようで少し安心しました。

 

できることなら最期まで自宅で生活させたかったのですが、やはり自分たちの生活もあるので、仕方ない事だと思います。それに老人ホームなら専門の介護スタッフも常に待機しているので、安心して任せることもできます。